紅蜘蛛女
2005年 香港 89分
監督:ン・マンチン
出演:坂上香織、トニ・ホー、ヴォニー・ロイ

元アイドルの坂上香織が、愛する男を拉致・監禁する悪女を体当たりで演じるエロチック・スリラー。「インファナル・アフェア」シリーズや「頭文字[イニシャル]D THE MOVIE」のカメラマン、ン・マンチンの監督デビュー作でもある。

日本人女性の由美(坂上香織)は、夫と愛を育んだ思い出の地・香港を訪れ、偶然出会った中国人カメラマンのケニー(トニー・ホー)と関係を持つ。ケニーにとっては一夜の情事だったが、由美には運命の出会い。ケニーに恋人がいると知った由美は、棄てられる恐怖と愛の独占欲に心を覆い尽くされてしまう。由美はケニーの恋人・ニキ(ヴォニー・ロイ)になりすまし、メールでケニーを高台の邸宅へ誘い出し監禁。肉体関係を強要する反面、優しい妻を装い、かいがいしくケニーの世話をするのだった。由美が精神に異常をきたしていると判断したケニーは脱出を試みる。しかし失敗し、逆上した由美に足の親指を切断される。そこへ、個展が開催されているのに失踪したケニーを追って、ニキが現れる。由美の手によって息絶えるニキ。その側では、愛人を作った夫を惨殺した由美が香港へ潜伏しているというニュースがラジオから流れていた……。

香港映画である今作「紅蜘蛛女」でヌード、そして濡れ場を披露する女優は、小学生の頃にスカウトされて12歳で女優デビュー。あまりの美少女ぶりに「第二のゴクミ(後藤久美子)」と呼ばれ、その後、アイドルになった坂上香織。しかし1993年にオールヌードを披露してからは、再度、女優として、エロティックなVシネも含め様々なジャンルで活動。2001年には杉浦太陽主演の特撮ヒーロー番組「ウルトラマンコスモス」で、ミズキ・シノブ隊員を熱演しました。坂上香織はヘアヌード写真集も何冊か出版しているので、興味のある方は、ぜひ。

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坂上香織ヘアヌード写真集「FLOWERS」より(左)、「WITH YOU」より(右)

そんな彼女が、伊藤かな主演の日本映画「完全なる飼育 香港情夜」にも出演している香港スター、トニー・ホーと熱烈な濡れ場を展開します。30歳を超えた坂上香織の肉感的なボディはたまらないのですが、香港と日本の違いか、単に自分の感性の違いなのかもしれませんが、どうもベッドシーンがイマイチ。なんか、物足りないんですよね。エロチック・スリラーなので仕方が無いのかもしれませんが、自分としては、もっとエロチックの方が良いなぁ、と。またメイクのせいか照明のせいか、坂上香織もキレイに見えないし。年齢より老けて見えるのが悲しい。まぁ、しかし、血みどろになりながら殺人という凶行を演じる坂上香織は必見です!

そうそう、トニー・ホーは恋人のヴォニー・ロイとも濡れ場を見せるのですが、香港のビジュアル・アイドルであるヴォニー・ロイは下着姿のままでヌードにはなりません。