野獣死すべし
1980 角川映画 119分
監督:村川透
出演:松田優作、鹿賀丈史、小林麻美、室田日出男、根岸季衣、前野曜子

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戦地を渡り歩いた元通信社カメラマンが、帰国後、翻訳の仕事に身を隠しながら一匹の野獣となって、管理社会の安穏とした生活に犯罪で挑む姿を描く。原作は大藪春彦の同名小説で、昭和34年に白坂依志夫脚本、須川栄三監督、仲代達矢主演で映画化されている。

通信社のカメラマンとしてアンゴラ、レバノン、ウガンダなど、血と硝煙の戦場を渡り歩いた伊達邦彦(松田優作)は、帰国して退社後、翻訳の仕事をしている。戦場で目覚めた野獣の血により、巧みな射撃術、冷徹無比な頭脳を駆使して銀行を襲撃し、野獣の道を突き進んでいく……。

濡れ場というかレイプですね(^^;。そんなエッチシーンを見せるのは、ラストシーンでの暴走族風のカップルの女性を犯す、劇団四季の舞台俳優として知名度はあるものの、これが映画初出演となった鹿賀丈史。残念ながら犯される女優が誰かわかりません(^^;。

そこで紹介するのは、濡れ場は無いんですが松田優作の前でオナニーをしてみせる娼婦役・29歳の岡本麗。ロマンポルノ界から女優へと転身し成功した数少ない1人で、映画・ドラマなどの名バイプレーヤーとして現在も活躍しているベテラン女優。藤田まこと主演「はぐれ刑事純情派」の田崎刑事といえば、わかる方も多いのでは? 豊満な肉体とイヤラシイ指使い、腰の動きに目が釘付けです!

豆知識としては、32歳・前野曜子の出演。知らない人も多いかと思いますが、前野曜子は「別れの朝」をヒット曲に持つ「ペドロ&カプリシャス」の初代ボーカル(ちなみに、「ジョニィへの伝言」「五番街のマリーへ」は、2代目ボーカルの高橋真梨子の時のヒット曲)で、ソロとしては、「野獣死すべし」同様、村川透監督・松田優作主演による前年の「蘇える金狼」で主題歌、1982年、寺沢武一原作の人気アニメ「スペースコブラ」のOP・EDを担当した、今は無き天才ボーカリスト。そんな前野曜子が、鹿賀丈史演じる真田の彼女役・根岸季衣が雇われママをしているバーのホステスとして出演し、台詞は無いものの松田優作と鹿賀丈史が芝居をする遠く後ろで、酔っ払いながら延々と唄っています。一説によると、お酒のせいで身を滅ぼしたとか。そんな彼女を彷彿とさせるシーンでした。