鳴呼!おんなたち 猥歌
1981年 日活 67分
監督:神代辰巳
出演:内田裕也、角ゆり子、中村れい子、安岡力也、絵沢萠子

20年もロックを歌い続ける売れない中年ロック歌手と、そんなダメ男を取り巻く女たちの性を描く神代辰巳監督作品。破滅的なロッカーを内田裕也が熱演。

売れない中年ロック歌手のジョージ(内田裕也)は家庭を顧みず、ソープ嬢・佳江(角ゆり子)のマンションに入り浸りヒモ同然の生活を送っている。ある雨の夜、結婚に煮え切らないジョージの態度にヒステリーを起こした佳江は、ジョージの握るハンドルを切り、事故に遭い重傷を負ってしまう。奇跡的にもカスリ傷だったジョージは、佳江の入院ベッドの隣で看護婦の羊子(中村れい子)を犯してしまう。地方キャンペーンでは誰にも相手にされず、キャバレーで歌っては客に野次られケンカをするジョージは、佳江に隠れて羊子とも肉体関係を続ける。そんなある日、羊子の存在に気付いた佳江は、羊子にジョージと別れるよう迫る。しかし、気の強さでは羊子も負けていない。やがて2人の間に友情のような奇妙な親近感が生まれるのだった……。

樹木希林を妻に、本木雅弘を義理の息子に持つロックンローラー・内田裕也。71歳を超えた今年2011年、復縁を迫り50歳の女性を脅迫するなど、相変わらずロックンロールな人生を謳歌している。そんな彼が売り込んだにっかつロマンポルノ10周年記念作品の1つが、今作「鳴呼!おんなたち 猥歌」。

この作品で濡れ場&ヌードを披露するのは、内田裕也の愛人ソープ嬢役・角ゆり子。不思議な経歴の女優さんで、学生運動華やかなりし頃のベストセラー「二十歳の原点」の映画で1973年に主役デビューを果たした後、「日本沈没」「しあわせ」「再会」といった数作に出演しただけで1975年に姿を消し、今作で6年ぶりに復帰したものの、この1本でまたもや芸能活動から身を引いた幻の女優。控え目な胸ですが、今作での脱ぎっぷりが良かっただけにもったいない。中村れい子とのレズシーンはオススメです!

そして、内田裕也のもう1人の愛人役、21歳の中村れい子も素晴らしいヌードを披露。病室で看護婦姿で無理矢理、内田裕也に犯られたり、自分の部屋で内田裕也と絡んだり、角ゆり子と全裸でケンカしたり、お風呂場でソープランドごっこをしたり、レズったりと、美しい張りのあるおっぱいを惜しげもなく晒してくれています。ホント、中村れい子のヌードはいつ見てもキレイですな。
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さらに、内田裕也の奥さん恵子役で42歳・絵沢萠子が出演! ロマンポルノで一世を風靡しただけあって、その色気は秀逸。見せ場がチラッと一瞬だけだったのは残念ですが、その姿を見られただけでも自分は満足です!! 絵沢萌子の濡れ場を堪能したいなら、永島暎子主演「女教師」をオススメします。

このほか、レコード屋の店員役のいずみ由香と、内田裕也のマネージャー・ユタカ役の安岡力也の恋人・一美役、21歳の太田あや子も内田裕也と絡みます。太田あや子はお尻だけですが。

この映画の豆知識としては、ライブハウスで歌うバンドとして「アナーキー」が出演し、エンディングではショーケン(萩原健一)とジュリー(沢田研二)が歌う「ローリング・オン・ザ・ロード」が聞けます。